囲碁の国際棋戦、第6回呉清源杯世界女子選手権準決勝が30日、中国福建省の福州市の「呉清源囲棋会館」で打たれた。日本勢でただ1人、勝ち残っていた藤沢里菜六段(25)は、中国の周泓余(しゅう・おうよ)七段(21)を下し、日本人として初めての決勝進出を果たした。同大会は過去5回とも、中国勢か韓国勢が決勝に進出していた。

もう一方からは、「世界最強女子」との呼び声が高い韓国の崔精(チェ・ジョン)九段(27)が勝ち上がっている。藤沢と崔による決勝3番勝負は12月2~4日、同所で打たれる。