立憲民主党の小沢一郎衆院議員が8日、自身のX(旧ツイッター)を更新。自民党派閥の政治資金パーティー券問題をめぐる安倍派の松野博一官房長官に関する疑惑報道をうけ、強い語調で批判した。

小沢氏は、この件で松野長官側が、売り上げ計1000万円超のキックバック(還流)を受けていたとみられるとの報道を添付。「内閣の要であり、スポークスマンである官房長官が、自己の私的利益のため、率先して法を犯していたとすれば、これは言語道断。今後誰も政府の言う事など聞かなくなる。全てが異様。自民党政権はもう限界」とつづった。

また、このキックバックを政治資金収支報告書に収入として記載していない疑いがあるとの報道も引用。「記者会見で国民に法を守れとか偉そうなことを散々言ってきた本人が、裏では法を破り裏金づくりに血眼になっていたとしたら、これはもう悲劇を通り越して喜劇である。自民党は確実に国を滅ぼす。目を覚ますべき時」と厳しく指摘した。

また松野氏がこれらの疑惑について「職責を果たしたい」と会見で述べた報道を引用し、小沢氏は「本人は『犯罪の疑惑については説明したくない。でも官房長官は続けたい』。総理も『ぜひ頑張ってもらいたい』と。こんな馬鹿なことがまかり通るなら、いよいよ日本もおしまい。自民党政権は腐敗の極地。鉄槌を」と痛烈に批判した。

これらの投稿に「まさに、おっしゃる通りです」「ひどい!」「自分の言葉ぐらい責任とれ それができないなら議員辞職してください」「国民自身が目を覚まさなければ」「こんな国ないよ」「日本国民よ、立ち上がれ!」などとさまざまな声が寄せられている。