16日に北陸新幹線の金沢~敦賀(福井県敦賀市)間が延伸開業したことをめぐり、地元メディア「福井新聞」が一躍、トレンドワードになった。

同新聞社は延伸区間の敦賀駅、福井駅、越前たけふ駅、芦原温泉駅の4駅から、東京に向かう1番列車が発車するたび、記事や見出しや写真を替えた内容の号外を次々に発行し、ホームページ上にはウェブ号外も掲載。敦賀駅の号外の見出しは「敦賀 歓喜の発車」だった。

これを受けSNS上では「福井新聞、とりあえず落ち着いて欲しい」「北陸新幹線がニュース過ぎて福井新聞の号外が五段になってしまった」など、愛のあるコメントが寄せられた。

また「福井新聞電子版が新幹線1番列車が進行するごとに号外発行して実況してたらしいの好感度高い」「そもそもバナーが新幹線カラーになっている」「もはや実況」「いいね!福井新聞! これこそローカル紙の醍醐味というか良いところだよ」「地元の盛り上がり伝わってきます」「北陸新幹線に大興奮の福井新聞、地方紙のあるべき姿だよね」「それだけ待ち望んでいたんだろうな」などのコメントも相次いだ。

号外を手にした写真を投稿するユーザーも多く、ネット上では「北陸新幹線」「出発進行」なども、トレンドワードになった。

今回の北陸新幹線の福井県内開業で東京-福井間は最短2時間51分となり、東海道新幹線と在来線特急を乗り継いでいた従来に比べ、33分短縮される。