女性ボーカルグループSPEEDメンバーで自民党の今井絵理子参院議員のパートナーとして知られる元神戸市議の橋本健氏が27日、自身のX(旧ツイッター)を更新。今井氏と自身に関する一部週刊誌報道に不快感をあらわにした。

橋本氏は「手話を『パフォーマンス』とイジられた今井絵理子議員パートナー橋本健氏が『ブチギレ』のワケ」の見出しが付けられた記事を引用し、「また、事実じゃないことたくさん」と指摘。掲載された匿名の有識者コメントについても「誰やねん、このワイドショーデスク。ええなぁ、これでお金もらえるなんて」とツッコミを入れた。

続く投稿では「そろそろ立法府も報道機関による名誉毀損の重罰化を検討してほしいし、司法府においては民事裁判における懲罰的賠償を採用してほしい」と要望を記し、「もちろん憲法21条に違憲となる可能性が高いことは十分承知だ。しかし、報道機関による虚偽報道はまっぴらだ。おれよりひどい詐欺師だよ」と訴えた。

橋本氏は18日のポストでも、今井氏が参院予算委員会集中審議で、能登半島地震の被災地支援の強化について手話を交えながら岸田文雄首相らに質問したことに対する否定的なSNS上の声などを紹介した一部記事を引用し、「一般の人は好きなだけ言えばいいよ」とした上で、「だがな。記者を名乗る人間で、手話による質疑をただのパフォーマンスだと揶揄するような記事を書く奴はおれのとこに来い。そのパフォーマンスに意味があることが分からないなら記者をやめろ」と怒りをにじませていた。