ジャーナリスト立岩陽一郎氏が16日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。日本大のダンスサークルに所属する同大2年の男子学生が、ビル屋上から転落死した問題について言及した。

学生の尿からは大麻成分が検出され、自宅で少量の乾燥大麻のような物が見つかった。警視庁は学生が違法薬物を使用していたとみて経緯を調べている。

番組では日大のアメリカンフットボール部の薬物事件や、近年発覚した他大学の薬物事件について取り上げた。立岩氏は「大麻に関していろんな議論があると思うんですけど、アメリカもね、私がいた10年くらい前に大麻からもっと強い薬物に移行してそれがまん延する。入り口的な状況はあると思う」と述べた。

続けて「日大のアメフト部の時にね、日大のアメフト部の固有の問題であれば、部を廃部したりっていう処分はあり得るんだけど、多分違うだろうって話を当時もしていた。つまり若者全体にまん延しているんであれば、アメリカンフットボール部を廃部するっていう議論ではなくて、もうちょっと若い人たちの状況を精査するとかそういう対応が今からでも遅くないのでやった方がいい」と指摘した。

MCの谷原章介は「これから若者が未来を作っていくわけですから、国としてしっかりした対応をする問題ですね」と話した。