将棋の藤井聡太7冠(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖=22)が30日、大阪府高槻市で行われた「第22回詰将棋解答選手権」の最上位クラス「チャンピオン戦」に出場した。同選手権は東京、大阪の2会場で開催。藤井は6年ぶりの出場で歴代最多タイの6度目の優勝を目指す。
東京会場には伊藤匠(たくみ)叡王(22)が初出場し、同選手権に全8冠のタイトルホルダーが参加するのは初めて。2会場にはプロ棋士やアマチュアなど約101人が参加した。
チャンピオン戦は最大39手で詰む難易度の高い10問に挑戦し、正解した問題数とタイムで順位が決まる。午前の第1ラウンド(R)では5問、午後の第2ラウンドでも5問に挑戦する。各ラウンドの制限時間は90分。点数が同じ場合は、消費した時間の短い方の順位が上となるため、いかに速く解き途中退出できるかどうかもポイントとなる。
15年3月、当時小学6年(当時二段)だった藤井は初優勝し、その後は5連覇を達成した。コロナ禍の影響で同選手権は20年から23年まで中止。藤井は昨年はタイトル戦などで多忙だったため出場できず、今回が6年ぶりの出場となった。
第1Rでは優勝候補の藤井は56分で途中退出し、50点満点。第1Rでトップに立った。2位は86分で解き終えた満点の岩村凛太朗三段。藤井は、より難しい問題がそろう午後の第2Rに挑む。

