自民党幹事長や経済再生担当相など要職を歴任した甘利明元衆院議員(75)は18日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、米トランプ政権による関税措置の協議で訪米した赤沢亮正・経済再生担当相から、日本を出発する前に相談を受けていたことを明かした。

甘利氏は、第2次安倍政権の環太平洋連携協定(TPP)担当大臣として、米オバマ政権との交渉に臨んだ経緯がある。第1次トランプ政権時の日米貿易交渉に当たった茂木敏充元幹事長とともに、米側から「タフネゴシエーター(手ごわい交渉相手)」と評され、今回のトランプ政権との交渉役として、当初、茂木氏とともに「待望論」が出ていた人物。

甘利氏は「赤澤大臣から訪米に関し緊急なアドバイスを求められました」と明かした上で「トランプ大統領には理でなく利で全てのストーリーを組み立てること。日本が米国の最も頼りになる同志であり中国覇権の最前線の防波堤であると云うこと等をベッセント人脈の紹介と併せて進言しました」と、交渉のツボを伝授したことを明かした。

その上で「本番はこれからです」ともつづった。