ローマ教皇フランシスコの死去に伴い、新たな教皇を選ぶ「コンクラーベ(教皇選挙)」は8日午前(日本時間同日午後)、2度目の投票が行われ、初日の7日に続いて再び新教皇の選出には至らなかった。

米CNNなどが、速報で伝えた。

前日の7日午後(日本時間8日未明)に行われた1回目の投票では、現地時間の午後9時ごろ、会場のシスティーナ礼拝堂の煙突から「不選出」を意味する黒い煙が上ったが、現地時間の8日昼前にも、青空に向かって黒い煙がたなびく様子が、CNNで報じられた。

公表されているコンクラーベの日程によると、投票2日目となる8日は朝、バチカン宮殿でのミサとと祈りをささげた後、システィーナ礼拝堂での祈りをへて午前の投票が行われた。

昼食を取った後、午後に再び投票が行われることになっている。

2日目以降の投票について、発表された日程には「午前と午後に各2回、1日計4回まで行われる」とされ、「バチカンニュース」の日本語サイトでは「煙は午前の2回目の投票後、12時ごろに1回、午後の2回目の投票後、19時ごろに1回ずつ上がる。教皇が午前か午後の1回目の投票で選ばれた場合は、白煙が早めに上がる。すなわち10時30分の後、あるいは17時30分の後に煙が上がるならば、それは教皇選出を知らせる白煙のみと言える」と記されている。

今回は、投票権を持つ「枢機卿」と呼ばれる高位の聖職者のうち、80歳未満の133人が参加。その3分の2に当たる89票を獲得する候補者が出るまで、投票が繰り返される。投票者数が従来より多く、選出されるまでにかなりの投票が繰り返されるのではないか、との見方が出ている。

CNNでは「世界が煙を待っています」と報じる一方で、「今日の午後、新教皇が選び出される可能性もある」とも伝えた。午後の投票前の昼食時に、枢機卿同士によるさまざまな協議が行われる可能性も伝えた。最終的な結果が、いつ「白い煙」となって上がるのか、世界中の関心はより一層高まっている。