今夏の参院選比例代表に国民民主党から立候補を予定している山尾志桜里元衆院議員(50)は10日、国会内で参院選の出馬会見を開いた。
国民民主は5月14日、山尾氏のほか、他政党出身の元国会議員3人の計4人の参院選比例代表への擁立を発表したが、正式な形の出馬会見はどの候補も開いていない。ただ、足立康史元衆院議員(59)、薬師寺道代元参院議員(61)はそれぞれの地元で取材対応し、須藤元気元参院議員(47)は先月28日に東京都内で報道陣の取材に応じた。
一方、山尾氏は、一部メディアのインタビューには応じているが、公の場での取材対応は行っておらず、公認を判断した玉木雄一郎代表や榛葉賀津也幹事長ら執行部の定例会見で、記者から苦言が相次ぐ事態になっていた。
山尾氏をめぐっては衆院議員時代に不倫疑惑報道などのスキャンダルが出た。また、公認内定後、皇位継承のあり方をめぐって党の姿勢とは異なる「女系天皇」に言及した主張をX(旧ツイッター)に投稿し、玉木氏に注意を受けていた。
党側は比例代表の候補者について、「党として合意した事項に反する行動はとらない」などと記された「確認書」へのサインを公認の条件としている。
山尾氏は2009年衆院選に、当時の民主党から立候補し初当選。当選回数は3回。民進党や立憲民主党を経て、2020年9月、現在の形で結党した国民民主に入党した。21年衆院選に立候補せず、その後は弁護士として活動してきた。
玉木氏はこれまで、山尾氏擁立の判断について「20年9月に15人で立ち上げた時のチャーターメンバーであり、わが党の憲法についての論点整理をまとめ、現在の国民民主党の政策の骨格をつくりあげた大切なメンバーの1人」と説明している。

