7月の参院選の前哨戦と位置づけられた東京都議選(定数127)は22日、投開票され、23日未明に全議席が確定した。世田谷区選挙区(定数7)に、都民ファから立候補していた元TBSアナウンサーの高野貴裕氏(45)が初当選を果たした。

高野氏は、青学大卒業後の2003年、TBSにアナウンサーとして入社。2011年に女優星野真里(43)と結婚し、2015年7月に第1子となる長女が誕生。昨年9月、星野が長女が難病の「先天性ミオパチー」であることを公表し、夫婦で「社会福祉士」の資格を取得したと公表していた。

高野氏は、選挙戦前の党会合で「『先天性ミオパチー』という国指定難病の子どもを育てていく上で、社会にいろいろと助けられています。とはいえ、まだまだ足りていないところもあり、その壁のハードルを少しでも下げたいと思い、都政に挑戦させていただきたい」と、都政に挑戦する理由を口にしていた。

選挙戦では、党の特別顧問を務める小池百合子都知事のほか、党顧問で作家の乙武洋匡氏らの応援も得ながら連日、街頭で有権者に支持を訴えた。

今回、渋谷選挙区で3選された都民ファの龍円愛梨氏(48=元テレ朝アナウンサー)や、今回の都議選には出馬しなかった自民党の川松真一朗氏(44=同)に続く、アナウンサー出身の都議の誕生となった。

今回の都議選では、自民党が過去最低だった2017年の23議席を下回る21議席と、歴史的大敗となった。高野氏や龍円氏ら31人が当選した都民ファが、17年都議選以来の都議会第1党に復活した。