大阪・関西万博会場の屋外アリーナ「EXPOアリーナ」で26日、盆踊りを巡る2つのギネス世界記録に挑戦するイベントが行われた。

約4000人の参加者が同時に踊った人数と国籍数の記録に挑み、最多3946人(失格0人)、62カ国の参加者で、ともにギネス世界記録を達成した。

ギネスワールドレコーズによると、盆踊りの参加者の最多は17年に大阪府八尾市で達成された2872人。参加者の国籍数については現時点で記録が存在せず、50カ国以上を達成したら認定される。

記録が認定されるには、参加者の90%以上が5分以上、決められた踊りを正確に踊ることが条件。間違えずに踊らなければいけないプレッシャーがある。

会場の中央にやぐらが立ち、赤いちょうちんが放射状につるされた夏祭り会場。人気バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」で世界中の祭りに参戦する「お祭り男」のお笑いタレント宮川大輔が「せ~の、わっしょい」で気合を入れると、大阪府の吉村知事は「ギネスをとるぞ~!」と雄たけびを上げた。

日本だけでなく、フランス、ボツワナ、ブラジルなどの国籍を持つ参加者が、浴衣、法被、民族衣装などの装いで、男性デュオ「コブクロ」の万博公式テーマソング「この地球(ほし)の続きを」に合わせ、やぐらの回りで輪になって踊った。

「2冠達成」の結果発表に参加者は抱き合って喜び、涙を流す人も。吉村知事は「感動した。みんな1つになった」と涙声で話した。家族で参加した大阪市の加藤暢さん(54)は「厳しい指導もあったが、最高の夏の思い出です」。英国から参加したアメリアさん(42)は「とてもエキサイティングだったわ」と声を弾ませた。【松浦隆司】