20日投開票の参院選比例代表に4選を目指して立候補したが落選した「ヒゲの隊長」こと佐藤正久参院議員(64)は28日、テレビ朝日系「大下容子ワイド!スクランブル」(月~金曜午前10時25分)に生出演。党総裁の石破茂首相をめぐる退陣論について「トップを含めた組織の刷新が普通だ」と述べ、選挙大敗の責任をとって辞任するよう求めた。
佐藤氏は「(落選は)当然、私の力不足がいちばんの原因」とした上で「これだけ評判の悪い自民党、総裁の中で戦ったのは初めての感覚だ。選挙は個人の戦いだが、公認された政党やトップの総裁のイメージが相当程度大きい。実際に自民党の票が(比例票で)500万票以上減らしたのは、自民党には入れたくない、石破総裁の党には入れたくない、ということが相当あったというふうに感じた」とも訴えた。
「最大の敗因」を問われると「自民党の政策と石破さん両方」とした上で「自民党に対しては、自民党がいくらリベラル政策をやっても、リベラル票は来ないし、保守票が逃げる。今回は自民党に対するイメージが、リベラルや、中国にこびる『媚中』、日本人には優しくなく、外国人の人に優しいというイメージだった。しがらみ政党、オールド政党の自民党だった」と、自身の感じた感覚を口にしながら「党に対する批判がまずあって、一方で石破総裁に対する批判も支持者の中では相当あった。選挙は大将戦の部分もある。(選挙結果は)候補者の責任がいちばん大きいのは当然だが、そういう部分を見て評価しないといけない」と訴えた。
参院選で落選した参院議員の任期は28日まで。佐藤氏は、この日午後に開かれる両院議員懇談会に出席して自らの思いを述べたいとした上で、「組織の健全性を維持する上でも、党改革が必要で、そのためにはトップを含めた組織の刷新が普通だ」と、あらためて述べた。

