自民党幹事長を務めた元衆院議員の石原伸晃氏は2日、放送された日本テレビ系「サタデーLIVE ニュースジグザグ」(土曜午前11時55分)に生出演。党内で広がる「石破おろし」の今後をめぐり、「友人」だという茂木敏充前幹事長との会話から得たとするヒントを披露した。
石原氏は自民党の現状について「ごたごたしている。8日に行われる両院議員総会は1つのヤマになる。そこに向けて、みんながどういう段取りで、どういうふうに総理を追い詰めていくか、こういう作戦会議を粛々とやっているんだと思います」と分析した。
両院議員総会は、先月28日に行われた意見交換の場的な両院員議員懇談会と異なり、議決権があるが、石原氏は「総会ですべてが決まるわけではない」とも指摘。「今度(の両院議員総会は)が結局、第1ラウンド。懇談会は言いたい放題だけだった。執行部は、どんな具合かなと。予想以上かな、いやこんなものかな、というのを聞いて、今度がいよいよ本番」とも口にした。
その上で「私、茂木さんと友人なんですけれど、彼は気の利いたことを言うんです。衆院選でワンアウト、都議選でツーアウト、今度の参院選でスリーアウトだからチェンジだと。そしてそれが活字になっちゃう」と述べ「私、(影響を)心配して昨日、茂木さんに電話をした。あなたがプロデューサーなんだから、現場に出て行かないでという話をしたら、若い人が一生懸命やってくれていると。それとやはり、来週の両院議員総会がヤマだなあ…と。こんな形で話してくれました」と明かした。
一方で「その話し方のトーンの中で、ヤマだなあ…と言ったのは、この山を乗り越えると次は月末までまた2週間、空いちゃう。人間ですから、いつまでも辞めろ、辞めろというのはなかなか、気持ちとしては難しい」とも指摘した。
「いろんな話が入ってきて、このヤマを越えちゃうと、2週間すぐに空いてしまう。お盆休みもある。ここが、カレンダー的に今回の政局の難しいところだと思います」と述べ、一気呵成(かせい)に石破おろしとはいかない日程事情を指摘した。
「6日は広島の原爆の日があり、本当は(両院議員総会を)7日にやってもいいんですよ。でも8日ですよね。9日は長崎の原爆の日で、15日は終戦の日。こういう日程が入ってきますし、20日からはTICADというアフリカと日本の重要な会議が入る。そうすると、森山(裕幹事長)さんが(参院選を)総括すると言っても28日とか29日とかになる」と解説。「(この間に)時間が経過するし、その間にいろんなことが起きる。総理は総理として行事に出るわけで、『おれはちゃんとやっているじゃないか』と。世論がどういうふうに変わるか」とも述べ、8日の両院議員総会後、お盆休みをや石破首相の国際会議出席を挟むことで、どう影響が出てくるか、という認識を示した。

