7月の参院選大敗を受けて、石橋茂首相(自民党総裁)の責任追及の場ともなる自民党両院議員総会は8日、党本部のホールで2時間の予定で始まった。

冒頭、あいさつに立った石破首相は「引き続き、真摯(しんし)にみなさんの声に耳を傾けたい」と語った上で「引き続き、日本国に責任を持っていきたい」と述べ、続投にあらためて強い意欲を示した。

冒頭あいさつ以外は報道陣には非公開で行われた。

前回7月28日に行われた意見交換形式の両院議員懇談会は、2時間の予定で始まったが、予定時間の倍以上となる4時間半に及んだ。一貫して続投の意向を示している石破首相に対し、60人以上の議員が発言し、40人前後が退陣を求めた。

総会に先立ち、両院議員総会長を務める有村治子参院議員は「本日の議員総会は議決権のある総会です」とした上で、議題は「参議院選挙の総括と今後の党運営について」であることを発表した。

この日の総会でも、前回の懇談会同様、石破首相への退陣を求める声が多く寄せられる見通し。また、米政府が7日に発動したトランプ関税交渉をめぐり、新たな相互関税の日本に対する税率が、日米両政府との間で食い違いが生じていることが発覚。訪米中の赤沢亮正経済再生担当相が、すでに発令された大統領令の修正が行われると、この日、現地の取材で明らかにしているが、石破首相が続投理由の1つに挙げている関税交渉でこうした混乱が生じたことについても、さまざまな指摘が出る見通しだ。

この日の後は、永田町は当面お盆休みに入る。一定のタイムラグが生じることで、これまでの「石破おろし」の盛り上がりが沈静化するのではないか、と指摘する声も少なくなく、この日は1つの大きなヤマ場となるとみられている。