日本維新の会の池下卓衆院議員(50)が28日、自身のX(旧ツイッター)を更新。読売新聞が前日27日に報じた池下氏の公設秘書による給与の不正受給疑惑を報じた記事を誤報と認め、28日付朝刊などに掲載した「おわび」について、私見を示した。

読売新聞は28日付朝刊で、1面の右下部分に囲みの形で「記事は誤報 おわびします」との見出しで謝罪文を掲載。「読売新聞オンライン」にも同様の文がアップされた。池下氏はXで「読売新聞朝刊の謝罪・訂正記事を拝見しました」と報告すると「要望したレベルの記事とはかけ離れています」とあらためて抗議。「他のメディアは多く取り上げられていますが、当事者の大メディアとしては如何なものか。推移を見つつ、法的措置に向け検討します」とつづり「ペンは人を殺すかもしれないということを理解していない」とした。

読売新聞は27日朝刊で、池下氏の公設秘書2人について、勤務実態がないにもかかわらず秘書給与を受け取った疑いで、東京地検特捜部が捜査していると1面で報じていた。ただ、実際にその疑惑で捜査対象となったのは、同じ維新の石井章参院議員だった。池下氏は同日午後、「今朝の読売新聞の朝刊について抗議をします」と表明。同日午後には読売新聞の責任者から謝罪を受けたことを明かし「謝罪&訂正記事、再発防止等まとめて公表、SNSデマ対策等を要望。法的措置には推移をみて行います」と報告していた。

◇  ◇  ◇

▽読売新聞のおわび全文

27日1面「公設秘書給与不正受給か 維新衆院議員 東京地検捜査」との見出しの記事で、読売新聞は、日本維新の会の池下卓衆院議員が採用していた公設秘書2人について、東京地検の強制捜査などが近日中に行われると判断して報じましたが、実際に強制捜査の対象となったのは同党の石井章参院議員でした。

取材の過程で、池下議員と石井議員を取り違えてしまいました。捜査の対象を誤った記事を掲載することになり、正確な報道が求められる新聞社として、あってはならない重大な誤報だったと考えています。記事を訂正し、池下議員および関係者の皆様に深くおわびいたします。