前大阪市長で前大阪府知事の松井一郎氏(61)が14日、大阪市内で本紙の取材に応じ、混迷する政局を予測した。

与党自民党と公明党が連立解消し、首相指名選挙での候補一本化に向け、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の野党3党党首会談が15日にも行われるなど政局は不透明だ。

松井氏の古巣維新は、自民党総裁選に出馬した小泉進次郎農相と吉村洋文代表との友好的な関係をアピールし、「副首都構想」を打ち出したが、新総裁には高市早苗氏が選ばれた。

松井氏は「維新という別の政党なんだから、自民党の総裁選で“この人”っていうのは…。政策を実現する上で『この人となら合う』というのはあるかもしれないが、周りから『小泉さんとなら一体化』と見えるのは、ちょっと前のめり過ぎた」と苦言を呈した。

一方で、野党の候補一本化については「『野党で政権を』なんて、国民の皆さんも望んでないんじゃないか。1カ月でバラバラになるのは目に見えている」とバッサリ。「比較第1党の自民党を中心に、今の方が野党の方が意見が通りやすい。維新は安倍総理、菅官房長官時代でも『是々非々です』と言って、やりたい政策を実現してきた」といい、混迷する政局について「実際には高市総理になるよ」と予測した。