国民民主党の榛葉賀津也幹事長は31日の定例会見で、党が長年訴え続けたガソリン税に上乗せされる暫定税率の廃止が年内に実現する見通しとなったことについて「感無量です」と述べた上で、他の野党も同様の主張を強く打ち出し始めたことにチクリと触れながら「手柄はみんなに取ってほしいと思う」と、太っ腹な見解を示した。

榛葉氏は「野党各党が裏金問題、政治とカネ一色で自民党を追及している時に、我々はそれを封印し、(年収)103万円の壁(の178万円への引き上げ)と、ガソリン税暫定廃止を、『絶滅危惧政党』と言われ政党支持率が四捨五入でゼロの時代から、対決より解決で批判もあったけど、これを訴え続けた」と主張。「昨年12月に幹事長合意にこぎつけ、それでも(自民党に)のらりくらりとやられ、予算にも賛成し、我々も退路を断って勝負した」と、これまでを振り返りながら、「我々が約束した年内のガソリン暫定税率が、あと1歩のところで結実するというのは、本当に感無量です」と口にした。

一方で、他の野党からもガソリン暫定税率廃止を求める声が、「後出し」のように強まったたことに触れ「第4コーナーを回ったら、野党各党は『自分たちがやった、自分たちがやった』とやっていた」とチクリ。一方で「うれしいね。手柄はみんなに取ってほしいと思う。後からバンドワゴンに乗ったみなさんも、すべて手柄は、その方の手柄で結構です」と述べた。

榛葉氏の会見終了後、この日断続的に続いてきた与野党6党による実務者協議で、12月31日のガソリン暫定税率廃止が、正式に決まった。