自民党衆院議員の国光文乃外務副大臣が8日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。高市早苗首相が秘書官らを伴って午前3時から始動した行動を疑問視されたことについて、野党側の対応にも問題があると指摘した。
国光氏は「元霞が関職員として言わせて頂きたい」と怒りの絵文字マークをまじえ投稿。「午前3時に高市総理の出勤が必要なのは、そもそも『(特に野党の)質問通告が遅い』からです。総理が前日にご覧になりたくても質問も答弁も完成していない。前々日の正午まで(時計マーク)という通告ルール、どれほどの野党議員が守ってますか?」と疑問をなげかけた。さらに「エビデンスは以下の人事院調査での切なる声をご覧ください」と、質問通告の時間の順守を求める声が国会で多い事を示す資料を添付した。高市氏の国会答弁の動画も引用し「高市総理は極力役人への負担に配慮してくださっています」と主張した。
国光氏の投稿に対し「質問通告が遅いのではなく、質問の一言一句を確認したい役人が質問取りに来るのが遅くなってるだけですよ」との反論も。国光氏は「役人の名誉のために。役人のせいにしないで頂きたいです」とし、「通告は2日前ルール守ってください」「質問の論点を明確にしてください。『〇〇対策について』等だけだとさすがに答弁作れません」「呼びつけるのでなくリモート対応も可能にしてください」と訴えた。
さらに「自民党が野党だった時も霞ヶ関で経験していますが、節度は守っていただいていました。むしろ党内野党と当時言われていました民主党の方々が厳しかったですね」と経験談も記載。「質疑に立つことが直前(2-3日前位)に決まることも確かにありますが、私は平素から何を質問するかを常に書き留めてすぐに通告します。他の良識ある議員も与野党問わずそうされている方が多いです。霞ヶ関の働き方はいまだに異常ですから、優秀な官僚と国民の皆様へのアウトプットを確保するためにも、与野党問わず寄り添っていただきたいイシューです」とつづった。
国光氏は医師で、厚生労働省の老健局や保険局での勤務経験がある。
高市首相は7日の衆院予算委員会で、同日午前3時から始動したことについて、立憲民主党の黒岩宇洋議員から、「役所の職員だけでなく警備や衛視の方々、約100人くらいのみなさんが待機していた」と指摘された。高市首相は、前日の公務終了時点で省庁側がすべての質問通告内容を取れておらず、答弁書もできあがっていなかったとして「私が(答弁書を宿舎に)持ち帰ることも、ファクスで受け取ることもできなかった。(答弁書が)できあがるくらいの時間がおおむね午前3時ごろだという話を受けて、3時に公邸に行った」と説明。その上で、秘書官やSP、運転手に触れ「ご迷惑をおかけした」と述べていた。

