元財務官僚で信州大特任教授の山口真由氏が20日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜午後1時55分)に出演。安倍晋三元首相銃撃事件で殺人罪などに問われた山上徹也被告の裁判員裁判第9回公判で、出廷した同被告の妹が、山上被告を「大好きなお兄ちゃん」と証言したことに私見を述べた。
出廷した妹は、旧統一教会への信仰にのめり込んだ母親について「母は旧統一教会と長男のことで頭がいっぱいだった。毎日不安の中で生きていて、児童養護施設に行けばよかった」「私には無関心で連絡してくるのは金の無心の時だけだった」「この人はもう母じゃない。母のふりをした信者だと思った」などと証言した。
進行のフリーアナ石井亮次が「これだけ見ると涙が出そうになるんですが」と妹の言葉を読み上げつつ語ると、山口氏は「情状証人で妹さんが出てくださったこと。傍聴席と遮蔽していたという話でしたけど、ご自身としても公共の場に出てくることはすごく大変だったと思う」と推し量った。また「弁護団としてはどうしてもこの証言が欲しかったんだと思う。妹さんの証言を出せたことは、弁護団としても1つ大きな要素だったのでは」と裁判員の心証に与える影響に触れた。
続けて山口氏は「妹さんの方も、検察側からの反対尋問で『お兄さんとどういう関係ですか?』と聞かれた時に、ためらいもなく『大好きなお兄ちゃんです』と証言して」。兄妹の関係について「一緒に非情な、悲惨な家庭の中で同志として戦ってきたみたいなところがあるので、妹さんが出られたのかな」と話していた。

