将棋界の50代以上のベテラン棋士が熟練の技を見せる、第3回達人戦立川立飛杯準々決勝第4局、佐藤康光九段(56)対丸山忠久九段(55)戦が6日午後5時40分から東京都立川市「立川ステージガーデン」で始まった。ともに名人獲得2期の実力者同士の対戦だ。振り駒の結果、先手は前回優勝の丸山、後手は佐藤で角交換型振り飛車となった。
双方34勝34敗と五分の両者の対決は、佐藤が壮烈なねじり合いを制した。「何回か(形勢が)入れ替わった将棋。中、終盤苦しい局面が多かったと感じていました。何とか粘り強く指せたのが良かった」と振り返った。
一方、連覇が夢と消えた丸山は「終盤、勝ちそうな局面が何回かあった。距離感がつかめず、ぬるい手を連発してしまった。私の方が粘り強さが足りなかった。鍛え直したい」と苦笑いしていた。

