皇后さまが12月9日、62歳の誕生日を迎えられ、ご近影とコメントが同日、宮内庁公式サイトで公開された。
皇后さまは花柄の入った、光沢のある薄いブルーのドレススーツにパールのネックレスを合わせた近影を公開。天皇陛下と並んだ写真や、談笑する写真もアップされた。お誕生日を迎えた感想のコメントも寄せ、戦後80年で平和への思いや、長女愛子さまの初めての海外公式訪問にも触れた。
また昨年と同様に「医師団見解」も公開され、依然として「快復の途上」であることも示された。
医師団見解では「皇后陛下におかれましては、これまでも医師団が説明させていただいております基本的な考え方を踏まえながら、引き続き御治療を継続されていらっしゃいます」と現状を説明。「皇后陛下には、天皇陛下をお支えになりながら、国民が直面している様々な困難に心を寄せられ、国民との触れ合いの機会を大切にされようと努めておられます」と記された。
この1年の公務についても触れ「本年は、戦後80年の節目にあたることから、4月の硫黄島を始め、沖縄県、広島県、長崎県へのお出ましをなさるなど、都内に23回、地方に13回に及ぶお出ましをなさいました。7月には、国賓としてモンゴルを御訪問になりました。モンゴル御訪問に際しては、御訪問前から細やかに工夫をされながら御体調を調整され、それぞれの御訪問先で幅広い年代の方々と御交流になりました」と紹介。「皇居では、2025年日本国際博覧会にあわせて訪日した多くの賓客と御交流になられたほか、宮殿などでの行事や御養蚕などの御活動を続けられました」と報告された。
さらに愛子さまへのサポートについて「また、日本赤十字社の嘱託職員として勤務されている愛子内親王殿下が、社会人としての歩みを着実に進められながら、防災推進国民大会へのお出ましや、初めての公式外国御訪問としてラオスを御訪問になるなど皇族としてのお務めに励まれている中、必要な手助けをなさりながら、温かく見守っていらっしゃいます」と説明。「このように、皇后陛下には、工夫を重ねられ、御体調を整えられながら、努力されて御活動を続けていらっしゃいます」と明かされた。
ただ「一方で、皇后陛下には、御快復の途上にあり、依然として御体調には波がおありです。そのため、大きい行事の後や行事が続いた場合には、お疲れがしばらく残ることもあります」とあらためて言及。「医師団としては、そのような中でお疲れが残らないよう、御散策などの御運動や気分転換のためのお時間を含め、十分な御休息をお取りいただきたいと考えております。また、かねてから皆様にお伝えしているところではありますが、公的なものに加え、私的な部分でも御活動の幅を広げていっていただくことが大切だと考えております」とした上で「皇后陛下には、これまで同様、皆様方の御理解と御支援をお受けになりながら御治療を続けていただくことが大切ですので、引き続き温かくお見守りいただきますよう、よろしくお願い申し上げます」との結論が示された。

