高市早苗首相は31日夜、自身のX(旧ツイッター)を更新。首相として初めての新年は、首相公邸で迎えることを明かした。

歴代首相の中には東京都内のホテルで年末年始を過ごしたケースもあるが、高市首相は「『国家の経営者』としては、年末年始も気を抜くことはできません。一昨日に引越しを終え、年越しは総理官邸横の総理公邸で迎えます」とした上で、「伝説の『お化け』とは、まだ出会っていません!」と記した。

高市首相は先月29日、危機管理対応に備えるため、国会近くにある東京・赤坂の衆院議員宿舎から首相公邸に、引っ越した。引っ越しの際のトレーナーにパンツ、雪駄(せった)のカジュアルファッションが話題になったばかり。現公邸は、改修される前は総理官邸として使われていた建物で、かつて「5・15事件」「2・26事件」の舞台になったことから、「幽霊が出る」とのうわさがあることでも知られる。

高市首相はXで、就任後の2カ月あまりを振り返り「高市内閣では、今の暮らしや未来への不安を希望に変え、強い経済を作るとともに、世界の真ん中で咲き誇る日本外交を実現するために懸命に働いてまいりました。なかでも、国民の皆様が直面しておられる物価高への対応に、最優先で取り組みました」と強調。「補正予算の成立という形で、『生活の安全保障』については、国民の皆様とのお約束を一歩だけ果たすことができました。そして、『責任ある積極財政』に基づき、強い経済、強い外交・安全保障の実現についても、一定の方向性を示すことができたと考えています」とした上で、積極的に取り組んだ「高市外交」についても詳細に記した。

その上で、「しかし、高市内閣は始動したばかりです。まだまだ課題は山積しています。来年は、更にギアを上げて、『日本列島を、強く豊かに』するための政策をどんどん具体化し、実現してまいります」と、2026年に向けた抱負をつづり、「今年にご家族が他界された方々にとっては淋しいお正月になってしまいますが、来年が良い年になります様にと、お祈り申し上げております」と結んだ。