自民党の高市早苗首相が9日夜、自身のX(旧ツイッター)を更新。公邸への引っ越しを巡る臆測を完全否定したポストに対し、一部で様々な意見が書き込まれている。
「夫とともに公邸に引っ越して10日あまりとなりました。私達の公邸への転居に関する報道を目にした夫は、落ち込んでいる様子でした」と前置きした上で「それは、大手報道機関も含めて、『転居を前に公邸はバリアフリー対応の改修も実施された』という誤った報道を目にしたからです。『僕のせいで、多額の公金が使われたのか』と」と書き出した。
「仮に貴重な税金を使って改修工事をする必要があるのであれば、私達は公邸に引っ越しませんでした。念のため、公邸の管理をしている官邸事務所に確認いたしました。そうしましたところ、やはり、石破総理がお住まいになられていた時期から私の転居までの間に行われた作業は、室内清掃など、居住者が替わることに伴う通常の修繕であり、バリアフリー工事は一切含まれていないということでした」と記述。
「夫にも伝えて、明るくリハビリに励んで全快して欲しいなと願っています。早く調理師資格を持つ夫の得意料理も食べたいし…」と締めくくった。
このポストをめぐって「障害を持つ家族がいる身として 責められたような 悲しい気持ちになりました 障害があると変化に対応していただいた時にもいちいち落ち込まないといけないのか それでは幸せに生きていけなくなってしまう」「バリアフリー化がされているような報道についての言及とは別だけど、バリアフリー化することについて『申し訳ない』というポジションで総理大臣が話すことにどんな危険があるか考えてほしい」「率先して堂々とバリアフリー対応にして下さい、すべきです。夫君が落ち込む描写などされては、バリアフリーが必要な一般の市民も肩身が狭くなります」などのコメントも寄せられた。
高市氏の夫は、自民党元衆院議員の山本拓氏(73)。高市氏は2003年衆院選で落選後、自身の秘書を山本氏に託し、事務所の備品も引き取ってもらった際、山本氏に「高市さんも引き取らせてほしい」と電撃プロポーズを受けた。2人は2004年9月に結婚し、調理師免許を持つ山本氏が手料理で高市氏を支えた。その後の2017年7月、「互いの政治的スタンスの違いが大きい」ことを理由に、協議離婚が成立したことを公表。21年末には山本氏との再婚を発表。その際、山本氏は「高市姓」となっている。

