藤井聡太王将(竜王・名人・王位・棋聖・棋王=23)が昨年に続いて永瀬拓矢九段(33)の挑戦を受ける、将棋のALSOK杯第75期王将戦7番勝負第1局が11日午前9時からの2日制で静岡県掛川市「掛川城二の丸茶室」で始まった。先手後手を決める振り駒は、と金が3枚出て、永瀬が先手、藤井が後手と決まった。お互いに飛車先の歩を突いてスタートした今年最初のタイトル戦は角換わりへと進んだ。

午後0時30分から1時間の昼食休憩に入った。永瀬は「掛川牛のハンバーグステーキ ポーチドエッグと掛川茶のバターを添えて 特製デミグラスソース」と「苺のクランブルチーズケーキ」、フレッシュジュース(紅ほっぺ)、コーヒーを注文。大量のエネルギー補給だ。一方の藤井は「掛川牛を使った本格麻婆豆腐」と掛川深蒸し茶だった。23年の羽生善治九段戦の初日にも同じメニューを食べている。

午後1時30分に対局は再開された。すでに駒が各所でぶつかる小競り合いが始まり、先手の永瀬が仕掛けている。今後、激しい攻防が予想される。水面下で時間を使っての激しい読み合いとなりそうだ。

午後3時に2回目のおやつが出される。初日は午後6時の段階で手番の棋士が封じ手を行い、終了。2日目へと指し継がれる。