政治ジャーナリスト田崎史郎氏は14日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。高市早苗首相が検討している23日召集の通常国会冒頭で衆院解散が行われた場合の総選挙について、「そもそも、解散の大義があるかが大きな争点」との見方を示した。
「争点は、大義が何か分からないんですよね。予算案の成立を遅らせてまでなぜ、(今)解散する意味があるのか」と、高市首相の判断に疑問を呈した上で「しっかりした説明が欲しいし、野党はそこを突いてくると思う」とも述べ、高市首相が解散に踏み切った判断そのものが争点になるとの認識を示した。「与党は議員定数削減、野党は物価高対策の遅れを訴えて選挙を戦うのではないか」との見立ても披露した。
田﨑氏は「今日夕方、高市さんと(自民党の)鈴木俊一幹事長との会談には、(維新の)吉村(洋文代表)さんも出席する方向で調整している。高市さんに対しては、自民、維新両党内で『(事前に)ひとことも知らされていない』という不満が非常に強い」として、14日に高市首相が与党幹部に衆院解散の意向を伝達する見通しであることに言及。「高市首相は今週は外交日程に集中する方針だったが、それを転換して、今日説明する。そこで(解散する)大義も言われると思う」とも分析した。
日程は「1月27日公示、2月8日投開票」「2月3日公示、2月15日投開票」が軸になるとみられているが、田﨑氏は「投票日は8日の可能性の方が高い。非常に短期決戦になる」と述べ、「1月27日公示、2月8日投開票」となる可能性が強いとの見方を示した。 一方で「23日に解散すると、(公示まで)平日が26日の1日しかない。選挙では、供託金を納めて証書を取らないと届け出ができないが、供託する時間が1日しかなく、選挙上、どうなのか、という問題はある」と述べ、解散検討報道も唐突なら選挙日程も超短期決戦になるという、異例ずくめともいえる「高市解散」への苦言も呈した。

