立憲民主党の原口一博衆院議員が15日、自身のX(旧ツイッター)を更新。同党が衆院選に向けて、公明党と新党結成を視野に選挙協力を進めていることについて断固反対した。

高市早苗首相は14日、日本維新の会代表を務める大阪府の吉村洋文知事や自民党の鈴木俊一幹事長ら与党幹部と官邸で会談し、23日に召集される通常国会の早期に衆院を解散し、総選挙に踏み切る意向を伝えた。

立憲民主、公明両党は、衆院選に向けて新党結成を視野に選挙協力を進める調整に入ったことも同日、明らかになった。公明は斉藤鉄夫代表(広島3区)ら現職議員を含め小選挙区から撤退し、全国各地で立民側の候補を支援する案が浮上している。立民内にあった、各党の比例代表候補を同じ名簿に登載する「統一名簿」構想をさらに進展させる。複数の関係者が明らかにした。中道勢力を結集し、高市政権に対抗する構えだ。

原口氏は現在滞在中の石垣島から15日午前7時25分頃から生配信を実施。その際の動画を公開した。立憲と公明の新党報道について「両院総会やるから戻ってこいと。戻ってこれません。3時間かかります」と前置きした上で「そんなの機関決定してないじゃないですか。そんなの執行部だけで決めていいですか?」と訴えかけた。

そして新進党時代に経験した97年12月の出来事を回想した。「新進党の時に似た…全く同じことがあったんですよ」と切り出した。「ちょうどクリスマスの日、長崎のハウステンボスで初めての家族サービスしてたんですよ」と状況を説明した。子供が希望プレゼントを手紙に枕元に置いたといい、原口氏は見逃してしまっていた。子供からプレゼントの中身をやや強引に聞き出し、ハウステンボス内の売店で買うことに成功。だが、その姿を子供に見られてしまい、気まずい空間になっていた。そんなタイミングで党から電話が来たといい「即東京に戻れと。今と全く同じ」。結局当日は長崎から東京へ行く飛行機がなく、両議員総会に参加できず。翌日、東京へ戻ったら新進党は解党していたという。

「あとの祭り。新進党は解党しましたと。『俺は何党っすか?』『無所属です』『え~!』って。全くあの時と同じ」と当時を振り返った。

その後のポストで委任状を公開。5つの理由「1.手続き上の重大な瑕疵」「2.白紙委任の拒絶と民主的プロセスの欠如」「3.地方組織の軽視」「4.『私党』化への抗議と『分党』の要求」「5.結論」を挙げ、断固反対をアピールした。

新進党は97年12月27日を最後に6つの党「自由党」「国民の声」「改革クラブ」「新党平和」「黎明クラブ」「新党友愛」に分党。原口氏は「国民の声」に参画した後、民政党を経て1998年に民主党に合流した。