将棋の第19回朝日杯本戦トーナメント1回戦、服部慎一郎七段(26)対青嶋未来七段(30)戦が17日午前10時から名古屋市「ポートメッセなごや」で公開対局で行われた。相穴熊から形勢が二転三転する混戦を後手の青嶋が制し、準々決勝に勝ち上がった。前回に続いての服部のベスト4進出はならなかった。

勝った青嶋はホッとした表情を見せた。公開対局はおそらく初めてという。「中盤のあたりでこちらが無理をして動かされ、自信のない展開になりました。終盤で混戦に持ち込んで、良くなったと思ったら、寄せで間違えて逃してしまい、急所が見えなくなってしまった。最後は負けでないことを祈るような展開だった」と語っていた。

対する服部は、「中盤あたりは指せるかと思っていた。距離感がおかしかった。終盤まぎれてきたが、良くない手を指した」と悔やんでいた。

同時に同所では同じ1回戦、伊藤匠2冠(叡王・王座=23)対羽生善治九段(55)戦が行われた。こちらは伊藤が勝ち、青嶋と午後2時開始予定の準々決勝で戦う。