立憲民主党に離党届を提出した原口一博衆院議員(66)が21日未明、自身のX(旧ツイッター)を更新。一部立憲議員のポストに対して強く反論し、苦言を呈した。
原口氏は20日、会見で、立民に離党届を提出した上で公明党による新党「中道改革連合」に参加せず、自ら立ち上げた政治団体「ゆうこく連合」を政党化すると正式に発表した。立民からの合流は、末松義規衆院議員(69)の1人だと明かし「たった2人のスタート。これを5人の政党要件にして、そしてこの選挙戦、走って走って走りまくりたいと思います」と語っていた。転倒して頭部を打ち、ケガで入院したことを公表している末松氏はこの日、会見には参加できなかった。
そして、原口氏の会見終了後、末松氏が自身のXを通じ「末松義規がゆうこく連合に合流するという事実はございません。既に中道改革連合に入党届けを提出し受理されております。原口一博事務所には書面にて抗議をいたしました。末松義規事務所」と事務所名義のポストで「ゆうこく連合」合流を否定した。しかし、原口氏は末松氏のポストを引用した上で「とんでもない。末松義規代議士とのメッセージのやり取りもあります」と反論した。
これに対し立憲民主党の今井雅人衆院議員が20日夕、自身のXを更新し、原口氏に対し「原口さん、自分の考えを貫くのはご自由ですが、人を巻き込んではいけない。末松さんは、中道を入党届けを出している。嘘はダメ」とポストした。
すると、今度は原口氏が自身のXを21日未明に更新し「今井さん、そこまで私を辱めますか。末松義規さんとは、直接、電話でお話ししています。入院中で動けない。私もかつて経験しました。その最中に総選挙。どんなにか辛いでしょうか。仲間の理解を得て比例1位でお迎えすると約束しています。あなたのこのような言動を心から残念に思います」と記し、末松氏とのメッセージのやり取りとみられる画像を複数、添付。そこには「私は入院中で参加できませんが、松田秘書には指示を出しました!末松拝 よろしくお願いします」などと書かれていた。
なお、末松氏側は21日に自身の公式サイトを更新し「中道」入りするとしている。日刊スポーツの取材に対し、末松氏の事務所は、末松氏本人自身も中道入りを認めているとしている。
原口氏は新党結成報道から一貫して猛反発の姿勢を表明している。15日の両議員総会は沖縄・石垣島に滞在中しており出席できず、委任を拒否。「こういうやり方をするってね、いわゆる権威主義的な独裁国家のやり方ですよね。断固反対します。断固抗議します。あなたとは2度と一緒にやりません」と投げかけている。19日深夜には立民側に対し、質問状をX上で公開している。
原口氏は1996年衆院選で初当選し、現在10期目。民主党政権で総務相を務めた。

