キヤノングローバル研究所上席研究員の峯村健司氏が5日、フジテレビ系「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。日本のレアアース泥採取を中国が妨害する可能性に言及した。
この日番組では、地球深部探査船「ちきゅう」が南鳥島近海の海底6000メートルからレアアースを含む泥の採取に世界で初めて成功した話題を特集した。
日本は輸入するレアアースの6割を中国に頼る状況。中国は高市早苗首相の台湾有事答弁に対する圧力として「軍民両用品」の輸出管理強化を発表しており、事実上のレアアース輸出規制との見方もある。
中国が日本のレアアース採取事業を妨害する可能性を問われると、峯村氏は「妨害しますね。というかもう、実は南鳥島近くの公海で探査の試験の権利を得たりしていますので。このあたりは結構中国も本気で取りに来る」と解説。「どういうふうに守るか考えていかなければならなくなってきますね」と警戒を訴えた。
レアアース泥の採取について、キャスターの谷原章介が「公海外からでも(パイプを)伸ばして取ることも可能ですもんね」と尋ねると、「出来ちゃいますけど。中国が(探査を)やってるのは公海ですけど、少なくともEEZ(排他的経済水域)はしっかり守らなければならない」と語った。

