コメ価格高騰の中、25年5月に「米売るほどある」と発言し、農水相を辞任した自民党の江藤拓氏は8日、発言から初めてとなる衆院選の宮崎2区で当選が確実となった国民民主党の長友慎治氏に敗北した。

江藤氏は父の江藤隆美元総務庁長官から地盤を引き継いで初出馬した2003年の衆院選以来、無敗の8選連続で当選しており、初の黒星となった。

前回、24年10月の衆院選は今回と同じ国民民主党の長友氏と、教団党の白江好友氏の3人の争い。24年衆院選では「自公」候補だった江藤氏が7万4367票、長友氏が6万1603票、白江氏が6113票だった。宮崎2区には立憲民主党と公明党の新党「中道改革連合」の候補はおらず、比例区で「中道」に投票できない。このため、1万5000票ほどとされる公明票の行方が勝負のカギとされていたが、報道各社の情勢調査などでも、江藤氏は中道支持層からの支持は1割ほどで伸びていないとされ、逆に中道支持層の票は長友氏に流れたものとみられる。自民党にとっては、高市早苗首相の高支持率の中での追い風選挙だったが、宮崎2区では及ばなかった。

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