衆院選が8日、投開票され、中道改革連合から東京18区で立候補していた松下玲子氏(55)が落選確実となった。比例東京ブロック4位からの復活当選をかける形となった。

「認知症」「要介護3」であることが伝えられた菅直人元首相(79)の応援も実らなかった。7日、松下氏の事務所のXアカウントにアップされた動画で、菅氏は元公明党の斉藤鉄夫共同代表と握手しながら笑顔で登場した。斉藤氏が「今日は選挙戦最終日!東京18区、松下玲子、松下玲子の応援に駆けつけさせていただきました!」などとあいさつする約40秒間、菅氏は斉藤氏の右手を握り締め続け、カメラ目線でほほえんだ。最後は菅氏が握った右手を力を込めて振りながら「ありがとう」と一言呼びかけ、締めくくっている。

菅氏は2024年の衆院選に立候補せず政界を引退。今年1月に、妻伸子さんが菅氏について「要介護3で認知症が始まって……」と語ったと一部ニュースサイトで報じられた。報道後、立憲民主党の福山哲郎参院議員がXで、妻伸子さんが「報道は本当です。隠していても仕方ないでしょ」と話したと紹介。「でもまだ全然大丈夫。私の事も家族のこともわかるし、逆に穏やかに過ごしている感じ」との伸子さんの言葉も伝え、電話を代わった菅氏から「おーい、元気か?」と声をかけられたことも明かしていた。

松下氏は前武蔵野市長で、24年の衆院選で菅氏の後継として東京18区から出馬し、選挙区では自民候補に敗れたが、比例で復活当選していた。