第51回衆院選は8日、投開票され、公示直前に結党された新党「中道改革連合」が、公示前の167議席から大幅に議席を減らすことが確実となった。

同党の開票センターで報道各社の取材を受けた野田佳彦、斉藤鉄夫の両共同代表は沈痛な表情で「選挙結果は厳粛に受け止めないといけない。(進退の)腹は決まっています」と口をそろえた。

立憲民主党と公明党は、高市早苗首相(自民党総裁)が、電撃奇襲的に踏み切った衆院解散を受けて結党。野田氏は1日の街頭演説で「1+1が2にいかなかったら失敗だ」と現有議席を割り込んだ場合の引責に言及。斉藤氏も「共同代表として(責任の取り方は野田氏と)同じだ」としていた。

小選挙区で安住淳共同幹事長、海江田万里元衆院副議長、馬淵澄夫共同選対委員長、小沢一郎氏ら大物が次々と敗北した。有権者から厳しい選挙結果を受けたが、野田氏は「中道の種火は付いた。その火は守っていかないといけない」と強調。斉藤氏も「中道を作ったのは日の本政治にとって大切なこと。歴史的なこと。しっかりと中道を守る。(選挙戦では)時間がなくて中道の理念を浸透できなかった」と続いた。

当初は各選挙区にあるとされる公明票「1~2万」が自民から離れ、中道の候補者にそのまま流れれば自民VS中道の激戦になるとの予想もあった。だが、両党が合流した大義は有権者に伝わらず、「選挙目当ての野合」の印象を払拭できなかった。保守的な政策が目立つ高市政権への対抗軸として「中道の固まりが必要」と訴えたが、安全保障や原発を巡る立場は曖昧なままで支持に結び付かなかった。

選挙戦中盤各メディアの情勢調査で苦戦が報じられた際、野田氏は「いきなり張り手をくらって目が覚めた」と低い数字に驚いていた。その流れのまま投開票日を迎えた。

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