中道改革連合の小川淳也氏(51)は11日、東京都内の党本部で開かれた議員総会後、報道陣の取材に応じ、衆院選惨敗を受けた野田佳彦、斉藤鉄夫両共同代表の辞任に伴う党代表選(12日告示、13日投開票)に立候補する意向を表明した。
「ひと晩考えた。やるべきではないという声もあり、いろいろ考えた」と悩んだことを明かした上で、当初、立候補に必要とされていた所属議員10人の推薦人が必要なくなったことで「チャレンジをさせていただくということを決断させていただきたい。10人の賛同がいただけるのであればチャレンジさせていただきたいと、そもそも申し上げるつもりではいたが、いきなりゼロになったので、私も逃げ道を失った。退路を断ちたい」と述べた。
小川氏は立憲民主党時代に幹事長や政調会長を務めた経験がある。「私はある意味、捨て身で、決意を揺るがせにしたことは1度もない」と主張。「いちばん過酷な時こそ、火中の栗といわれるものは自ら拾うべきだし、拾いたい。いい結果に持って行けるよう全力を尽くしたいし、そういう姿勢を貫くことが本望です」とも訴えた。
代表となった場合の自民党との対決姿勢にも言及。「高市政権がこれからやっていこうとする政策のいくつかは、恐らく国論を二分することになると思う。経済政策にも、必ずしも安心感を持っている人は少ないと思う。経済、社会全体についてちゃんとした代替の選択肢を示し、野党第1党としては、政権を批判的立場から検証することは、車の両輪だ」と強調。その上で、「裏金をもらった人が(自民党では)たくさん復活してきているようだ。こういう問題も含めて、なかったことにさせるつもりはありません」と言い切り、自民党の裏金事件に関する追及も引き続き、行う考えを示した。
小川氏は香川1区で自民党の平井卓也氏を下し、小選挙区で勝ち上がった7人の立憲民主党出身者の1人。この7人は、存亡の危機にある中道にあって、SNS上で「7人の侍」「神セブン」などと呼ばれている。小川氏同様に岩手1区で自民党候補を下した階猛(しな・たけし)氏(59)も取材に、代表選立候補の意向を表明した。
また、立憲民主党代表の経験があり、SNSでの発信力の高さなどから出馬が有力視されていた泉健太氏(51)は、立候補しない意向を示した。

