中道改革連合は28日、公示前から勢力が3割以下に激減した衆院選の総括に向けて、落選者から意見を聴くヒアリングの初回会合を、東京都内の党本部でオンライン形式で行った。
小川淳也代表や階猛幹事長ら現執行部のほか、中道の結党にかかわった野田佳彦、斉藤鉄夫の前共同代表2人も出席。報道陣に公開された冒頭あいさつで、小川氏は「お忙しい、お疲れもさめやらぬ中、本当に大変なさなかだと思いますが、こうしたお時間をいただき、ありがとうございます」と、モニターに向かって頭を下げ、「かつてない厳しい戦いで、みなさまの胸中にも、さまざまな思いやお考えがあるかとよくよく拝察している。これを全面的に今後に生かすための前向きな議論として、しっかり受け止めたい。前に進むための極めて必要な作業で、忌憚(きたん)のない意見表明を心よりお願いしたい」と、呼び掛けた。
衆院選直前に立憲民主党と公明党の衆院議員が合流して結党された中道は、衆院選で、公示前の167議席が49議席まで落ち込んだ。公明出身の28人が比例単独で名簿上位に記載され、全員が当選したのと対照的に、立民出身者は小選挙区での戦いが主戦場で、「高市旋風」の中、21人しか当選できなかった。小沢一郎氏や岡田克也氏、枝野幸男氏や安住淳氏らベテランも、軒並み落選。立民出身者の間には、公明出身者の「比例優遇」となったことで、野田、斉藤両氏への反発がくすぶっている。
小川氏は「合併、合流の経過などについても、本日は野田、斉藤前共同代表にご出席をいただいている。一義的には、新執行部で(意見を)すべて受け止めたいが、当時の経過などを両先生に対しても、さまざまなおたずねやご意見があろうかと思う。ご遠慮いただく必要はございません」と、申し添えた。
また、落選者のうち67人からすでに書面で要望などを受け取ったとして、「今後の総括や対応にあてるべく、しっかり受け止めており、今後きちんと反映させていく」と述べ、落選者の声を総括や党対応に生かす考えも示した。
この日のヒアリングは、「時間無制限」で予定されている。

