自民党の坂本哲志・衆院予算委員長に対する解任決議案をめぐり、記名投票による採決が行われた13日の衆院本会議で、人工知能(AI)による音声読み上げ機能を使った議員名の点呼が、初めて行われた。
12日の衆院議院運営委員会理事会で、本会議場での投票時は、これまで事務局の職員がすべての議員名を読み上げていたものを、自動音声を導入して行うと決まったことを受けたもの。
解任決議案に対する各党の賛成、反対討論が行われた後、森英介議長が記名投票に先立ち、「なお、従来、点呼は参事が行っておりましたが、議院運営委員会の協議に基づき、本日よりAIの音声読み上げをもって行うこととします」と宣言。議場内では議員から「おおお」と驚く声や、どよめきも上がった。
続いて、AI音声による議員名の点呼が始まった。男女2種類の声が準備されているとされ、この日は男性の声で行われた。
坂本氏に対する解任決議案は、賛成109、反対351で、与党などの圧倒的多数で否決された。結果に関する票数の読み上げは、職員が行った。国会ではこの後、本来午前9時にセットされていた衆院予算委員会が行われる。

