国民民主党の榛葉賀津也幹事長は2日の記者会見で、自民党が圧勝した今年2月の衆院選をめぐり、簗和生農相が自身を支援しなかった地元自治体の道路予算を大幅にカットしたという趣旨の発言をしたと一部週刊誌で報じられたことへの受け止めを問われ、「報道でしか知らないが、事実であれば大問題だ。まず、ご自身がしっかりとご説明をすることではないか」と指摘した。

その上で「一般論として、自治体の予算を一政治家がカットするぞ、自民党の言うことや、もしくは自分を支持しないと道路予算を切るぞ、なんて、これはちょっとよろしくないね」とチクリ。「これが本当なら、違う意味で『やな』大臣だね。本当に」と、「嫌な」と大臣の名前をかけて言及。「まずご自身が説明すべきだ。報道を受けて、首を取ったように批判をするつもりはないが、こういうことがあると、やりたい議論ができなくなり、こういった問題を聞かなきゃならない」とも述べ、「(国会で)スルーするつもりはない」とも主張した。

「行政監視機能は極めて大事。ですから、ご自身がしっかり説明すればいいと思う。それで、議員や国民が納得するかどうかだと思います」とも述べた。

「民主改革の会」幹部からは、この問題を国会審議でも取り上げる方針が示されたとして、記者から国民民主としては国会論戦でどう扱うかを問われると、「それぞれの所管委員会、それぞれの議員がどう判断するか」とした上で、「農業問題は、この長雨でコメの刈り取りが遅れたりグレードが下がったり、農家の立場、生産者や消費者の立場に立っての、やりたい議論はたくさんある。しかし、これが本当だとすると、こういうことを聞かなければならなくなる」とし、「だからご自身が早く説明してほしい。(現状では)事実関係がわからないので、その説明をを待ちたい」と述べ、自発的な説明が必要との認識を示した。

簗氏は2日の閣議後会見で、この週刊誌報道に関して再三、報道陣の質問を受けたが、「入閣前の一議員としての活動」だと主張し、大臣の立場でのコメントは控えたいという回答を繰り返した。