GMOインターネットグループの熊谷正寿代表は2日、不正アクセス問題が発生してから初めての記者会見を東京都内で開き、問題の一連の経緯に触れながら、「お客さまをお守りすることができず、申し訳ありませんでした」と述べ、謝罪した。

また、不正アクセス問題のさなかに自身がSNSで笑顔の写真を投稿するなどしたことについても言及。「当社の陸上部に関して投稿してくださった方に、不適切なコメントをした」とも述べ、「いずれも、被害に遭われた方のお気持ちへの配慮が欠けておりました」とし、会見冒頭から謝罪と釈明に追われる形となった。

熊谷氏は、同社グループのサービス「お名前.comデスクトップクラウド」での不正アクセスについて「お客さまの情報が流出し、結果、悪意のある者によってお客さまの資産が毀損(きそん)するという事故が発生した」とし、「本サービスのシステムにセキュリティー上の問題があったことは事実です。また、報道をされている通り、当グループの専門家からシステム上の課題の指摘を受けていたことも事実です」と経緯を明かした。

その上で、「しかしながら、この指摘をサービスの運営において生かすことができなかった。グループの代表として、これらの事実を重く受け止めている」と、対応の遅れについても口にした。

その後、自身のSNS発信について言及。「被害に遭われた方にかかわる私自身の投稿で触れてしまったこと、このような状況下で私自身が笑顔で写っている写真を投稿した」などと述べ、SNSの発信については先月28日にX上で謝罪したとした上で、「あらためましてこの場で深くおわびを申し上げます」とも語った。

今回の問題に関する詳しい経緯については代表取締役、副社長から説明をさせるとし、冒頭発言では、会社として、被害の把握や原因究明、再発防止に努めているという内容の説明がなされた。

GMO熊谷正寿社長、サイバー攻撃で陸上部存続不安の声に「爆笑」黒田朝日ら選手への影響を否定