藤井聡太6冠(竜王・名人・王位・棋聖・棋王・王将=24)が4年ぶりの優勝を目指す、第34期銀河戦決勝トーナメントの組み合わせが発表された。本戦トーナメントA~H組各ブロックの優勝者と最多勝ち抜き者の計16人による一発勝負だ。
20年に初制覇した藤井は、22年にも優勝。同年度は将棋日本シリーズ(JT杯)、朝日杯、NHK杯と早指し戦を総なめする史上初の快挙も演じた。23~25年は3年連続で準優勝(23、24年は丸山忠久九段が連覇、25年優勝は豊島将之九段)。今年こそ、その壁を突破したい。
初戦で当たる吉池隆真四段はBブロックの最多勝ち抜き者。南芳一九段、西川和宏七段、長谷部浩平六段を撃破した。24年10月デビューの若手で、昨年は若手限定戦の加古川青流戦で優勝した。本年度は20勝9敗で、イケメン棋士ユニット「S6」のメンバーの1人(ほかは小窪碧四段、齊藤優希四段、山川泰熙四段、上野裕寿六段、伊藤匠叡王)でもある。10月4日に都内で行われた渡辺明九段対S6の非公式戦では齊藤とともに、「魔王」渡辺から勝利を挙げている。
藤井にとって自分よりも年下の棋士との対戦は伊藤、藤本渚七段の2人しかいない。初対戦となる吉池が風穴を開けるのか、藤井が4年ぶりの銀河復帰へ好発進を決めるのか、注目だ。
銀河戦は、囲碁と将棋に特化した専門チャンネル「囲碁・将棋チャンネル」が主催する。持ち時間は各15分、切れたら1手30秒未満で指さなければいけないが、10分の考慮時間がある早指し戦。

