軽井沢蒸留酒製造(KDI)が運営する小諸蒸留所(長野県小諸市)は5日、東京・赤坂「赤坂プリンス クラシックハウス」で記者会見し、初めてとなるシングルモルトジャパニーズウイスキー「KOMORO ORIGIN」を7日から発売すると発表した。アルコール度数48%。販売本数は4000本。2023年の初蒸留から3年を経て、初出荷する。標高950メートルに位置し、冷涼な気候のもとで浅間山麓の伏流水を使い、熟成を重ねた。このウイスキーは、シンガポール航空のファーストクラス、スイートクラスで採用されたという。

島岡高志社長は、「ウイスキーは暮らしや、大切な時間を豊かにする。小諸から世界に誇れるウイスキーを造りたい」と張り切っていた。

KDIは開業以降、西武グループとウイスキーを起点とした地域の新たな価値創出に向け、軽井沢地区での事業連携を進めてきた。西武ホールディングスでは初出荷に合わせ、「軽井沢ー小諸エリアにおけるウイスキーツーリズム推進に関わる協定」を締結。西武・プリンスホテルズワールドワイドで7日から順次、全国のプリンスホテル&リゾーツのバー・レストラン23店舗で提供する。今後はウイスキーを含めた観光、地域振興に貢献する。

また、KDIと西武グループは北海道・富良野のプリンスグランドリゾート富良野エリアに第2号蒸留所となる「富良詩(ふらりす)蒸留所」の計画を推進し、3年後の開業を予定している。