「三振を恐れずにフルスイングしてこい!」

江戸川北シニア(東東京支部 城東ブロック)土屋浩史監督はすべての選手にゲキを飛ばす。ボテボテのゴロで満足するくらいなら、豪快な三振のほうがいいという指導方針だ。

「ゴロのほうがミスは誘いやすい。そういう意味では、勝つための野球に逆行しているかもしれません。でも、中学野球はそれでいいと思うんです」(同)。

もちろん、体の小さい子にフルスイングは難しい。そこで選手に好評なのがロープ・トレだ。7~8メートルの重いロープを上下に振って腕と下半身を鍛えると、効果てきめんなのだとか。

新チームの主将は薄井香介。小学6年で体験練習に来たとき、そのプレーぶりを見て「将来、主将をやるつもりでウチに来い」と監督が口説いたという逸材だ。三塁手で1番打者。「先頭打者として思いっきり振る姿でチームの象徴になってほしい」と期待を寄せる。エース候補の堀江咲人、練習試合を含めると既に25本の本塁打を放っている遊撃手の中澤恒貴ら、注目選手がめじろ押しだ。