我孫子シニア(東関東支部・西千葉ブロック)が今年のチームは3年12人、2年10人で同じ練習メニューに取り組む。「意識を高いところに持ち、自覚ある行動をしよう」をモットーに、中場聡監督が重きを置くのはバットを振ることだ。平日の自主練では素振り4000本を課している。「自粛期間も、これまでと同じことをしようと伝えています。あとは選手を信じるだけ」と同監督。秋は攻撃面の弱さとまとまりのなさが課題となったが、そこは栗原塁人主将が先頭に立って盛り返してきた。

「栗原は元々遊撃手。チーム事情から2番手投手としても頑張ってもらってます。上手投げから横手投げに変えたところ、変化球の制球がよくなってきているんですよ」(同監督)。

エースは蜂谷侑真。彼もまた、今年1月から横手投げにフォームチェンジしたという。「驚きましたが、コーチによるとそのほうが投げやすそうだというので、栗原との2枚看板でいこうと考えています」(同)。

3番を打つ栗原は打撃面でも中心。ここに足が速くて長打力もある小池拓磨と捕手の石原大馳、石原隼といったところが起爆剤となる。この陣容で、夏は支部大会ベスト8を狙う!