11日にソウル競馬場で行われた今年の韓国ダービーは8年ぶりに日本人騎手が騎乗した。ニュージーランドから各地を転戦してきた田中正一騎手。「すごく掛かるので、位置取りは気にせず、折り合いに専念」と話していたヨンビペワンで挑んだが、10着に敗れた。

序盤は後方から進めたが向正面で5番手。「掛かりましたね。1400メートルまでですね」。1冠目の前走は1600メートルで3着。2冠目のダービーも折り合い次第だったが、馬混みでも気にせず前に突っ込んで行く性格とのこと。内に入れたところで危険なだけなので、外めの枠は良かったそうだが、初の2ターン、1800メートルは難しかったようだ。

そうなると2000メートルの3冠目はメンバーに変化がありそう。出走順が次点でダービーに出られなかったクリソライト産駒のチサンフォースは次は間に合うかもしれない。前日に1700メートルで3着だったが、勝ち馬は3冠に出走できない米国産。逃げた2着馬を捉えられなかったのは水の浮く不良馬場に泣いたもの。主戦の浅野一哉騎手は「今回は折り合っていましたね。調教の雰囲気も変わってきたので」と距離延長にも対応できそうだ。【牛山基康】

ソウル7R・コリアンダービー(韓国G1) 引き揚げてきたヨンビペワンと田中正一騎手(2025年5月11日撮影)
ソウル7R・コリアンダービー(韓国G1) 引き揚げてきたヨンビペワンと田中正一騎手(2025年5月11日撮影)