中山開幕週のメイン、伝統の中山記念(G2、芝1800メートル、28日、1着馬に大阪杯優先出走権)の追い切りが24日、東西トレセンで行われた。

調教師転身のため、今週でジョッキー生活に別れを告げる蛯名正義騎手(51)は、中山記念が最後の雄姿になる見込みだ。

▼サンアップルトンに騎乗する柴田善臣騎手(54) 何だ、やめるのかという感じ。年の近い人間が俺より先にやめるのか(笑い)。いつも一緒にいるのが当たり前だった。以前は一緒に飲んでいたし、若い頃は楽しくやっていた。やる気があるし研究心もあるし、いい厩舎になるのでは。

▼バビットに騎乗する内田博幸騎手(50) 一緒に乗れたことがこの先、励みになるし宝物になると思う。ここでお互いが終わりじゃない。立場は変わりますが、先輩としていい目標であってほしいですね。ジョッキーとして蛯名正義厩舎の馬を頼まれれば。どういう厩舎になるのか楽しみですね。