20年の3冠牝馬デアリングタクト(牝5、杉山晴)が13日、栗東に帰厩した。

昨年4月の香港クイーンエリザベス2世C後に右前脚繋靱帯(けいじんたい)炎が判明し、長期休養していた。5月15日東京のヴィクトリアM(G1、芝1600メートル)で約1年ぶりの復帰戦を予定する。

杉山晴師は「順調です。チャンピオンヒルズの方で何本も乗っているので、7割くらいのベースで戻ってくる感覚。残りの1カ月で、その3割をどう埋めるか。ただ、これだけ間が空いているので乗ってからになると思いますし、無理はさせたくないので、あくまで馬に合わせてやっていきます」と、今後の見通しを語った。