凱旋門賞馬トルカータータッソ(牡5、M・ヴァイス、父アドラーフルーク)が地元ドイツのG2で今季初戦を走り、7頭立ての6着に敗れた。

主戦のピーヒュレク騎手を背に中団で運んでいたが、勝負どころでズルズルと後退。凱旋門賞を連覇し、夏に英国のキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(G1、芝2390メートル、7月23日=アスコット)参戦を期待される馬が、まさかの惨敗に終わった。

勝ったのは昨年の独ダービー2着馬アルターアドラーで、勝ちタイムは2分22秒27。

トルカータータッソに対し、ブックメーカーの「bet365」社は凱旋門賞へ向けた単勝前売りオッズをレース前の15倍から51倍へ下方修正している。