3月19日の阪神で落馬負傷して以来、戦列を離れている団野大成騎手(21=斉藤崇)が5月31日、栗東で負傷以来初めて調教に騎乗した。

「思ったより、しっかり乗ることができてほっとしました」と安堵(あんど)の表情を見せた。11日中京からのレース復帰を予定している。

落馬時は左足踵(かかと)の距骨を骨折し、全治1カ月半と診断された。「最初の1カ月は全然動けなかった」という。

それから徐々に回復し、トレーニングや乗馬を経て、ようやく元気な姿で戻ってきた。「落馬で多くの方にご迷惑をかけてしまいました。今回の反省を生かしたいと思います」と語った。