イルーシヴパンサー(牡4、久保田)がヒョウのような加速を見せた。

15馬身ほど先行するリバーサルバレット(3歳1勝クラス)、8馬身先行するサクセスシュート(同)が残り100メートルで並走状態となっても、まだ5馬身ほど後方。爆発的な脚を解放して併入に持ち込んだ。6ハロン81秒5-11秒4。3カ月ぶりの前走東京新聞杯優勝に続いて、今回も休み明け。間隔が空いていても、勢いは継続中だ。

久保田師は「先週は早めに1頭になってしまったので、今週はなるべく馬を前に置いて追い切りたかった。ひとたたきしなくてもいいパフォーマンスができるので楽しみ」と初の大舞台を待つ。