桜花賞3着のナムラクレア(牝3、長谷川)が軽量50キロを生かし、1番人気に応えた。勝ち時計は1分7秒2。昨年の小倉2歳S以来重賞2勝目となった。

好スタートから道中は好位を追走。直線早めに抜け出すと、ぐんぐんと脚を伸ばして突き抜けた。鞍上の浜中騎手は14年ぶりの50キロ以下での騎乗。減量を乗り越え、重賞勝利をつかんだ。

鞍上は「本当に強かったですね。うれしいです」と喜んだ。「レースでは最初のポジションを取ることだけに集中していいポジションをとれました。斤量も軽いですから、力であとは押し切ってくれるだろうと思っていました。道中すごく手応えもよくて、GOサインを出してもしっかりと反応してくれました。ラストもしっかりと反応して、かわされることはないだろうなという伸びだったので、手応え通りしっかり伸びてくれました」とレースを振り返った。

秋の飛躍に向け「本当にお父さんのミッキーアイルに似て、すごくスピードと瞬発力に秀でた馬だと思いますので、今後の可能性が大きく広がったと思います。短距離に距離をシフトして強い競馬をしてくれましたので、こういう距離でさらに強い相手と戦っていくことになりますけど、ナムラクレアなら十分戦っていけるんじゃないかなと期待しています」と力を込めた。

2着は7番人気のジュビリーヘッド、3着は13番人気のタイセイアベニールが入った。

馬連(7)(11)3000円、馬単(7)(11)3850円、3連複(5)(7)(11)2万5650円、3連単(7)(11)(5)8万8700円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)