ケンタッキーダービー(G1、ダート2000メートル、5月4日=チャーチルダウンズ)を9日後に控えた25日、米3冠競走2冠目のプリークネスS(G1、ダート1900メートル、5月18日=ピムリコ)の公式ホームページはプリークネスSの長期前売り(フューチャーウェイジャー)の第2回(プール2)の選択肢(39頭とそれ以外の3歳馬)と各馬のモーニングライン(主催者想定の単勝オッズ)を発表した。

モーニングラインで1番人気想定となっているのは、ムース(牡、B・バファート)でオッズは4・0倍。昨秋のBCジュベナイルではフィアースネスの2着に敗れているが、ここまで6戦4勝2着2回の成績を残している。前走のG1アーカンソーダービーを快勝しているものの、ボブ・バファート厩舎の所属馬はケンタッキーダービーに出走できないため、2冠目のプリークネスSへ向けて調整されている。

モーニングラインの2番人気はケンタッキーダービーで1番人気になる可能性が高い2歳王者&フロリダダービー馬のフィアースネスで5・5倍。3番人気はブルーグラスS覇者シエラレオネ。4番人気はムースと同じバファート厩舎でサンタアニタダービー2着からプリークネスSに向かう可能性があるイマジネーションの13倍。

5戦無敗でケンタッキーダービーに挑む日本馬、フォーエバーヤングの想定オッズは16倍で、ルイジアナダービー覇者キャッチングフリーダム、ブルーグラスS2着ジャストアタッチと並ぶ5番人気タイの上位評価を受けている。ケンタッキーダービーに参戦する、もう1頭の日本馬テーオーパスワードの想定オッズは61倍に設定された。

プリークネスSのフューチャーウェイジャー(長期前売り)の「プール2」は26日にスタートし、5月4日までの期間で行われる。