ルーキー鷲頭虎太騎手(18=千田)が、1番人気のドロップオブライト(松永昌)に騎乗し、地元函館で初めて勝ち星を挙げた。JRA通算2勝目。道中は中団につけ、直線では前が詰まる場面もあったが、外に出すと2着馬を首差捉えて差し切った。

鷲頭騎手は「最後は差し切ったとは思いましたが、もっと楽に勝てたレースだという思いが大きいです。馬はまだまだ余力があって、洋芝も合っています」と振り返った。地元での開催。多くの同級生に見守られながらの勝利にも反省しきり。「こっちに来てから周りにたくさん迷惑をかけてしまっていますが、地元で勝てたということはほっとしています。地元で乗ることはうれしいですが、スムーズに勝ちたかったです」と唇をかんだ。

11日の函館7Rで外側に斜行し、25日から7月3日まで騎乗停止となった。「来週から騎乗停止ですが、気持ちを切り替えて頑張りたいと思います」と気を引き締めた。明日19日は両親の前で3鞍に騎乗する予定。